柘植(つげ)の木が原料で、天然の素材の中ではお求め安く、温かみのある素材です。当店では国内産(薩摩柘)を使用しております。認印、銀行印、実印、会社設立印、角印、訂正印など様々な用途に幅広く使われています。落下などによる衝撃には比較的弱く、また、朱肉をつけたままにしておくと油分を吸って欠け易くなりますので、捺印のたびに拭いて朱肉を落としてください。長い年月とともにやや変色していきます。価格帯は認印で1500円〜4500円、実印で8000円程度のものが人気です。(大きさや長さなどによってお値段は様々です) また、当店の既製印は柘製です。訂正印の既製印もご用意しております。

水牛の角が原料です。つやのある黒には高級感があります。柘に次いでお求め易く、実印などには人気があります。認印、銀行印、実印、会社設立印、角印、訂正印など幅広く使われています。硬さ、弾力ともに印材に適した材料ですが、比較的乾燥に弱く、ヒビが入ることがあります。定期的にオイルを塗るなど保存方法に気をつければ長持ちします。また芯の通ったものはヒビ割れが少ないので珍重されます。最近は黒水牛に花やふくろうなど美しい柄の入ったものが多く、女性の方にもご好評です。当店では認印・銀行印(姓または名のみの彫刻)で10000円前後、実印(姓名を彫刻)で15000円前後のものがよく出ます。

牛角(うしのつの)はオランダ水牛または白水牛とも呼ばれています。自然のままのアメ色がかった白色は美しく、１本１本、色や模様が違います。一般に白っぽいほど高価になり、純白と呼ばれる極上品は象牙並みのお値段になります。実印、代表者印など大切なご印鑑によく用いられます。質や大きさによってお値段に大きな幅がありますが、当店では、実印で18000円〜27000円ぐらいのものをお求めになる方が多いです。是非、実物をご覧の上お買い求めください。

高級印鑑といえば象牙を思い浮かべる方も多いでしょう。象牙は印章に最も適した天然素材です。大切にお使いいただければ、印面を彫り直す(改刻)ことも可能です。輸入に制限がありますが、当店では種の保存法に基づく届出を行い、適正に輸入された材料のみを取り扱っておりますのでご安心ください。象牙はその品質により、並材から最高級材までお値段にかなりの違いがあります。並材の認印では8000円程度からご用意しておりますが、高価なものですので、ご来店の上、実物をよくご覧いただき、ご納得してからお買い求めいただきたいと思います。

見た目は象牙とほぼ同じですが正真正銘のマンモスの牙です。シベリアなどの凍土から発掘されたマンモスから作られます。数が限られたものですので、今後希少価値はますます高まっていく事でしょう。遠い昔に絶滅したマンモスがこの現代に印鑑としてよみがえる･･･時の重みとロマンを感じます。高価なものですので、ご来店して、実物をよくご覧いただき、ご納得してからお買い求めいただきたいと思います。

チタンは丈夫で硬い金属です。大変重い素材ですので、捺印の際にはずっしりとした重みを感じます。他の天然素材と違い、湿度などの影響を受けにくく、落下にも強いので耐久性は抜群の最高級の印材です。主に実印や銀行印として男性に人気があります。認印で20000円〜とお値段も最高級です。

美しさと気品を兼ね備えた貴石には幸運を呼び寄せるパワーがあると言われています。そして、その貴石の種類によってパワーの種類も違います。当店ではラピス、水晶、めのう、クリソなどの貴石をご用意しておりますが、その透明感や質感等は写真だけでは表現できませんので、是非、実際にお手にとってお確かめください。

最近はカラフルで安価な人工素材がたくさん出回るようになりました。おしゃれでかわいいはんこ、個性的なはんこ、オリジナルのはんこ･･･などお客様のニーズは多様化し、はんこの外観もずい分とバラエティに富んできました。お値段もケース付きで3800円〜とお気軽にお作りいただけるものがほとんどです。どうぞお好みに合わせて色や柄をお選びください。